恋愛寫眞―もうひとつの物語が泣けました

恋をしたら死んでしまうという帯に惹かれて読んでみました。
恋愛寫眞すごく良くてラストは泣けました。
人を好きになったら、きっと誰だって大なり小なり無意識だろうが何だろうが見返りを求める事もあると思います。
けれど、ヒロインの静流はその見返りすら求めなかったので、ずっとそれが不思議でした。
けれど恋をしてしまったら死んでしまうという嘘のような設定で納得がいきました。
誠人に恋をした自分はもう誠人の側にはいれないし、もし恋が実っても自分はもう死んでしまってこの世にはいなくなるくなるので誠人の好きな人とその恋を応援しようとするヒロインがとても泣けました。
そしてそのヒロインが言った『好きな人が好きな人も好きになりたい』って言うセリフで本当にいい子なんだなと思いました。
そのセリフを読んだ時も今も目の奥の方でブワっとなります。
それ位一途で、無償の愛があるんだなという感じの本でした。
そしてNYでの静流ですが恋をして良かったと思います。
結局、静流は亡くなってしったけれども誠人との時間はかけがえのないものだったと思うので幸せだったと思います。
誠人が最後に写真を見てぼくの恋人と言った所で静流の生きた時間は無駄じゃ無かったんだと思いました。
後『別れはいつだって思いよりも先に来る。それでもみんな微笑みながら言うの。さよなら、また会いましょう』という言葉が涙を誘ってきます。