『オールダー』(Older) ジョージマイケル

『オールダー』(Older)は、イギリスが誇る、シンガーソングライター、ジョージマイケルの3rdアルバムで、出だしの1曲目(ジーザス・トゥ・ア・チャイルド / Jesus to a Child)から、彼の神がかった、透き通った歌声に、どうしようもなく、引き込まれてしまいます。
この曲は、まさしく天が彼に表現されるように、与えた曲でしょう。

アルバムには、ジャズの要素がふんだんに取り入れられていて、落ち着きをはらんでいるのは、もちろん、彼の透明感、存在感、ムーディーさ、セクシーさが、見事に調和を奏でています。
それは、もはや空気すらも存在していない、宇宙を体現しているかの如くです。

どの曲も瞳を閉じて聴いていると、神々しい大きな存在が、自分だけに、ささやきかけているようにも聞こえます。
たとえ、言葉の意味は分からなくても、充分にアルバムの世界は、あなたに語りかけてくるでしょう。
神というものが、本当に存在しているのであれば、まさしく、きっと、彼のような表現者の姿を借りて、わたし達、ひとりひとりに、静かにささやきかけてくるのではないでしょうか。

彼の国、イギリスでは2年間でリリースされたアルバムからのシングルが全てトップ3を記録するという記録を打ち立て、この記録は未だに破られていないというが、実質的な記録だけではなく、世界中の人々の記憶にも、永遠に残り続けるアルバムだt思います。
ぜひ、次の世代、次の世紀の人々にも、残したいアルバムです。