カラオケで歌ってみたかった、イーグルスの“ホテルカリフォルニア”

学生の頃、偶然ラジオか何かで耳にしたホテルカリフォルニア。曲に一目惚れならぬ一耳惚れした曲の一つでした。

早速CDショップに足を運び、ホテルカリフォルニアを購入しました。

当時、イーグルスにはまっている友人もいました。「ホテルカリフォルニアっていいね!」という話をすると、「でしょ!なんだか体に染み込んでくる音楽というか…」と、話が膨らんでいきました。

カラオケ友達でもあったその友人は、「この曲、カラオケで歌えたらかっこいいよね!」と言い出し、その時から“いつか、カラオケでこの曲を歌うぞ!”と、お互いに練習したものです。

私の練習方法は、歌詞カードを丁寧に見ながら発音を練習して…なんてことはしませんでした。ヒアリングで聞こえたままをただひたすら真似をして、歌えているふりを繰り返しました。特徴のある発音をそれらしく真似していると、なんだか自分の歌もそれらしく聞こえてきて楽しいものでした。

次にその友人とカラオケに行った時には早速披露しました。

ギターの前奏が曲の中へ私達を誘います。

洋楽好きな友人が少なかったせいか、その時のカラオケはとても楽しいものでした。

二人で歌真似半分、間奏のメロディー真似半分、最後のエンディングまで鼻歌で歌い切り、小さな目標を達成した瞬間でした。

ギターが好きでもあった友人は、「この前奏部分のギター、ナイロン弦なんだよ!やわらかい音でしょ!」と、自慢げに話してくれましたが、私にはそれが本当かどうかや、ギターの音の違い等は判りませんでした。それでもそんな会話が楽しかったのを覚えています。

このCDには他にも好きな曲が収録されています。

3曲目の“Life In The Fast Lane”もカラオケで人気のある曲だそうですが、ホテルカリフォルニアとはまた違った雰囲気。ロックな感じが全面に出ているような、ノリのいい感じも好きでした。

4曲目の“Wasted Time”も、気に入った曲の一つです。なんとなく、ダイアーストレイツの“So Far Away”に雰囲気が似ているという印象でした。どこかあたたかな、優しい夏を思わせるような曲調。幼い頃にピアノを少しやっていた私は、前奏の一瞬のピアノ部分を真似してみたくて楽譜を探しに行った事もありました。ダイアーストレイツも当時はまっていたグループの一つで、この2曲はお気に入りのカセットに一緒にダビングして繰り返し聞いていました。

最後の“The Last Resort”も音楽の素朴な美しさを感じさせる、アルバムの最後にふさわしい名曲です。

あまりに有名なCDですが、久しぶりに聞き返してみるのもいいものです。